高松宮記念杯男子第57回・女子第50回
平成26年度全日本学生ハンドボール選手権大会

< 概 評 >

11月25日(火)準決勝       男子   中部大−早稲田  日本大−大体大

                      女子   大体大−東女体  大教大−筑波大

11月26日(水) 決勝        男子   中部大−日本大

                      女子   大体大−大教大


11月26日(水)

男子決勝戦
  
中部大 31 (12- 8, 19-16) 24 日本大
(東海)                  (関東)          中部大は、初優勝。
  
     概評:日本大水町(2番)のロングシュートで前半スタート。続く中部大岡本(5番)のポストプレーで1-1へ。
両チームとも固い守りで前半5分経過後も1-1を保つ。中盤中部大の早い展開や、ポストシュート、サイドシュートで
中部大が3点差へ広げる。加えて、日本大の7メートルスローを中部大岡本(16番)が好セーブし、その後竹内(11番)
が得点し流れは中部大へ。日本大によるチームタイムアウト申請後、日本大原(19番)が2得点するも、中部大の
変則的なダブルポストOFや早いピストンによるDFで逆転を許さない。そのまま中部大が逃げ切り、前半終了。
 中部大岡元(5番)のポストシュートで後半スタート。後半開始15分激しい攻防が続くも、両チームともGKが活躍し
点差は縮まらない。前半点差を許した日本大がの高い3:3DFから速攻につなげるようと粘るも、中部大岡本(16番)の
好セーブや確実なセットOFで逃げ切ろうとする。日本大小泉(3番)の体格を生かしたロングシュートから流れを引き
寄せようとするが、中部大美並(18番)の速攻で、日本大渡邉(1番)が2分間退場になり、流れが中部大へ傾く。
後半ラスト5分、日本大によるマンツーマンDFで追いつこうとするも、中部大のスペースを使ったプレーで得点を重ねる。
そのまま、中部大が逃げ切り、中部大の勝利。中部大の優勝で試合終了。

 
女子決勝戦
  
大体大 28 (16- 4, 12- 9) 13 大教大
(関西)                  (関西)          大阪体育大学は、2年連続3回目の優勝。
  
     概評:大体大佐々木(8番)の7メートルスローにより先制するも、すぐさま大教大宇野(8番)のポストシュートで1-1へ。
その後、スピードのある攻防が続くも、大教大のミスを拾い、大体大が中盤5点のリードを広げる。大教大によるチーム
タイムアウト申請後も大体大の勢いを止めることができず、佐々木(8番)のミドルシュートや大山(6番)の速攻で2連続
得点を許す。終盤大体大の2分間退場により、大教大が追いつこうとするも、点差を詰め切れず16-4で前半終了。
 大体大北原(3番)のロングシュートによる先制で後半スタート。続いて大教大堀川(3番)のポストシュートで得点するも、
大体大角南(5番)のポストシュートや、佐々木(8番)の速攻で2連続得点をし、14点差まで開く。中盤、大体大による
7メートルスローを大教大板野(12番)が好セーブをし、続いてOFで大教大が7メートルスローの権利を獲得。大教大
千葉(2番)の7メートルスロー得点から眞継(7番)の速攻で勢いに乗る。しかし、点差を縮めきることができず、大教大に
3連続得点を許す。大体大のスピードのある速攻や、寄りの早いDFで点差を守りきり、大体大の勝利で試合終了。
大体大の優勝。

 

 

11月25日(火)

男子準決勝1
  
中部大 32 (12-15, 20- 9) 24 早稲田
(東海)                  (関東)          
  
     概評:前半は、早稲田の先制から試合が始まる。早稲田が試合のペースを握るが、前半10分4-4と
中部が食らいつく。16分早稲田に3連取を許し、中部のタイムアウト請求。>br>中部も負けじと4連取と
意地を見せ前半20分過ぎに9-9と流れを早稲田に渡さない。前半は早稲田にリードを許したくない中部
だったが、15-12と早稲田のリードで前半終了。
 後半序盤、早稲田は1点差に縮められるも2番玉城を中心に安定した守備で追いつかせない。しかし、
攻めあぐねていた中部大GK12番森の3連続セーブから流れを掴む。そして、早稲田4番森田と5番東江
の2分間退場につけこみ、中部大が7連続得点でこの試合初めてリードを奪う。早稲田は5番東江を
中心に攻撃を組み立てて終盤反撃をするも、シュートがバーに嫌われるなどで、なかなか点差が埋まら
ない。終盤、中部大は11番竹内、18番美並がここぞという場面で確実に得点を決める。集中したDFで
中部大の流れを離さず、32-24で中部大が勝利した。


 
男子準決勝2
  
日本大 35 (18-14, 17-20) 34 大体大
(関東)                  (関西)          
  
     概評: 大体大3番酒井のカットインで先制するも、日本大15番荒川のサイドシュートで1-1とする。前半5分までは
点の取り合いが続いた。大体大が速攻で2連取をし、流れは大体大へ。日本大学が2番水町の体格を活かした
シュートで追いつこうとするも大体大GK1村上の好セーブで逆転を許さない。しかし、日本大学GK1渡邊のセーブ
からの速攻で中盤に逆転。その後再び点の取り合いが続くが日本大が抜け、大体大がリードを許し前半が終了した。
 後半、日本大小泉(3番)の先制で後半スター。大体大の速攻で追いつこうとするも、日本大渡邉(1番)の好セーブで
逆転を許さない。日本大水町(2番)のタイミングを変えたシュートや高い位置からのロングシュートで点差を広げよう
とする。大体大の粘りで追いつこうとするも、日本大土居(4番)のカットインで再び2点差へ離す。続けて日本大
水町(2番)がロングシュートを決め、流れは日本大へ。大体大柴山(5番)のスピンシュートや酒井(3番)の速攻で逆転
しようとするも、日本大が逃げきり、日本大の勝利。

 
女子準決勝1
  
大体大 28 (14- 9, 14-12) 21 東女体
(関西)                  (関東)          
  
     概評: 昨年の山梨インカレ決勝カードが激突した大体大−東女体の女子準決勝。東女体は2番安倍の
ポストシュートで先制し、一時4-1までリードを広げるも、大体大タイムアウト請求以降、大体大7番河嶋の
カットインシュートなどで7連取する。その後は両チームとも点を取り合う形となり、前半は14-9の大阪
体育大のリードで前半が終了した。
 後半の立ち上がり、大体大が自由度の高い6-0DFをひく東女体相手にポストを中心に得点を重ね、
一時10点差まで広げる。後半20分過ぎ、大体大8番佐々木が2分間退場になると、東女体の18番安倍や
18番三田の得点で怒涛の追い上げを見せるが、時間が足りずタイムアップ。大阪体育大が決勝へと駒を
進めた。
 

女子準決勝2
  
大教大 19 ( 9-10, 10- 7) 17 筑波大
(関西)                  (関東)          
  
     概評:前半5分大教大GKの板野(12番)の好セーブで2点リードする。筑波大の水田(3番)の
7mスローから点差を縮めようとするも、大教大の素早い速攻でつめられず。中盤、筑波大の
林(4番)の2連続得点に加え、硬い守りで流れをつかみ、前半終了。
 後半は両チームとも流れがつかみきれない。両チームともに硬い守備で10分経過時点で
後半スコア1-1のまま。一進一退の攻防が続くも、大教大眞継(7番)のカットインで中盤
流れは大教大へ。筑波大林(4番)のディスタンスで詰めよろうとするも、追いつけず試合終了。
 

日本協会ホームページへ戻る   関東学連のホームページへ