<< 2012ロンドンオリンピックIHF世界最終予選(男子) >>

<戦評>   1日目:4月6日(金)   2日目:4月7日(土)   3日目:4月8日(日)    星取り表


最終日:4月8日(日)

日 本  33 (14- 9, 19-17) 26 チ リ
1勝2敗                3敗
戦評
 2012ロンドンオリンピックIHF世界最終予選最終戦はチリ。
オリンピック出場の目標は断たれたものの、最終戦を勝利して帰国したい日本は立ち上がりから積極的な攻撃で10分過ぎまでに9−2とリードする。GK甲斐が高い集中力を見せ、好セーブを連発。そのセーブからベテラン永島の速攻などで加点し、前半を14−9で折り返す。
 後半も末松のパスカットからの速攻や富田のシュートブロックから豊田の速攻などで10分過ぎまでに22−15とリードを広げる。その後も、GK甲斐のセーブから藤田の目の覚めるようなミドルシュートなどで加点し、33−26で勝利した。
得点:末松・宮崎;5点、豊田;4点、岸川・富田・東長濱秀希・門山;3点、武田・藤田;2点、永島・海道・東長濱秀作;1点

2日目:4月7日(土)

日 本  30 (11-20, 19-21) 41 アイスランド
2敗                   2勝
戦評
 2012ロンドンオリンピックIHF政界最終予選の第2戦はアイスランド。この試合に勝利し、ロンドンオリンピック出場への望みをつなげたかったが、10分で3−8になる。さらにポストにボールを集められ17分までに6−14とリードされてしまう。悪い流れを断ち切りたいに日本は、GK甲斐の7mTセーブ、松村のノーマークシュートのセーブから海道・東長濱秀作・富田・宮アらの連続得点で10−15とするが、良い流れを継続できず失点が増え前半を11−20で折り返す。
 後半、高智のフィジカルを活かしたカットイン、宮アの個人技、門山のミドルなどで加点するが前半のリードがひびき、30−41で試合終了。
 この敗戦によりロンドンオリンピック出場の道が閉ざされた。
得点:高智・宮崎;6点、門山;5点、小澤・東長濱秀作;3点、豊田・富田;2点、岸川・海道・野村;1点

1日目:4月6日(金)

日 本  22 (14-16, 8-20) 36 クロアチア
1敗                   1勝
戦評
 2012ロンドンオリンピックIHF世界最終予選初戦は地元のクロアチアとの対戦。
 立ち上がり、体格で勝るクロアチアに対し攻撃でリズムをつかむことができず細かいミスを速攻につながれ失点し、12分過ぎまでに3−9とリードされる。しかし、野村の7mTをきっかけに流れをつかむと、GK松村のセーブも増え、小澤らの速攻で加点。さらに岸川・永島らの得点で8−12と4点差まで詰める。その後も武田・富田・永島を中心としたDFが踏ん張りを見せ、門山らの速攻もあり、前半を14−16で折り返す。
後半、日本は前半終了間際の退場のため約1分間、一人少ない状況。このピンチを何とかしのぎたい日本だが、2分過ぎにまたも退場者を出してしまい約3分間も一人少ない状態が続く。この間に角度の広いサイドにボールを集められ14−19とリードを広げられてしまう。追い上げたい日本だが攻撃が単調になり、シュートブロックされることが増え、18分までに17−28とリードを広げられてしまう。15分過ぎから東長濱秀作をコートに送り出し、連続得点などで流れを変えようとするが、時間が足りず2236で試合終了。
得点:宮崎;4点、野村・門山・東長濱秀作;3点、小澤・豊田・永島;2点、高智・岸川・富田;1点

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