<2012年1月 日本代表男子 第15回アジア選手権直前トレーニングマッチ>

  

■試合結果   1/19(木)   1/20(金)   1/21(土)   1/23(月)  


◆1/23(月) 場所:サウジアラビア

   日本代表   25 (13-16, 12-10) 26  サウジアラビア

<戦評>
アジア選手権、開催国のサウジアラビアとのトレーニングマッチ。
前半10分過ぎまで門山・東長濱秀作らが得点するが、シュートミスなどから速攻で失点し、6−10とリードを許す。中盤、富田の連続得点などで勝ち越しを狙うがDFで凌ぐ時間が長くなり、なかなかチャンスが来ない。一時は11−16と5点差をつけられるが、小澤の連続速攻で加点し、前半を13−16で折り返す。
後半、豊田・末松らの速攻、武田の高打点からのミドルシュートなどで加点。さらにGK篠内の連続セーブで徐々に点差を縮める。残り5分を切り、豊田・小澤の連続ゴールで24−23と逆転。残り3分を切り、サウジアラビアに7mスローを決められ、同点になるが末松のカットインで再び25−24と逆転。このリードを守り切りたかったが残り1分、ミスからの連続失点で25−26と逆転され試合終了。勝利することはできなかったが、ディフェンスの精度も上がってきた。課題であるセットオフェンスのクオリティをあげ、本番に臨みたい。

<個人得点>
門山:5点,小澤・末松・武田:4点,東長濱秀作:3点、
豊田・富田:2点,東長濱秀希:1点



◆1/21(土) 場所:バーレーン

   日本代表   28 (14-10, 14-19) 29  バーレーン

<戦評>
バーレーン代表との2戦目。
立ち上がり、ミスからの失点で5分までに1−4とリードされる。6分、豊田が東長濱秀作のリバウンドを拾い2点目を決めると8分には門山のミドルが決まり3−4。中盤はGK甲斐・松村の活躍もあり東長濱秀作・富田・地引・東長濱秀希らの5連続得点で8−5と逆転。その後、藤田らの速攻で加点し14−10で折り返す。
後半、3,4点差をキープし試合が進むなか、何度か点差を広げるチャンスを得るものの要所でミスがあり、リードを広げることができない。残り10分を切り、25−25の同点に追いつかれるが森のポスト、GK甲斐のセーブから野村の速攻が決まり27−25と2点差をつける。しかし残り3分、ミスからの連続失点で27―28と逆転されてしまう。残り30秒、末松がカットインからゴールを奪い28―28の同点。何とか守り切りたい日本だったが、残り6秒でミドルシュートを決められ28−29で試合終了。アジア選手権に向け、1点の重みを痛感する試合となった。

<個人得点>
東長濱秀希:6点,末松:4点、野村・門山:3点、
高智・藤田・東長濱秀作:2点, 地引・小澤・豊田・富田・森・村上:1点



◆1/20(金) 場所:バーレーン

   日本代表   28 (12-15, 16-18) 33  バーレーン

<戦評>
バーレーン代表とのトレーニングマッチ。
立ち上がり、門山のミドルで先制し、高智のミドル、東長濱秀作のパスカットから野村の速攻などで7分過ぎまで5−3とリード。しかしここからミスが続き、連続失点で12分に6―6の同点に追いつかれる。リズムに乗りたい日本はディフェンスとの連携から相手のミスを誘い村上・武田の速攻で8−8の同点とする。この流れを継続したいところだったが、バーレーンのエースとポストにボールを集められ失点が重なり、前半を12−15で折り返す。
後半、まず同点に追いつきたい日本は、富田・門山・豊田らの得点で6分過ぎに17−18と1点差まで詰め寄る。しかし、7分過ぎに日本が退場者を出す間に3連続失点で17−21。その後は東長濱秀作のコントロールから地引・岸川らが得点するが、全体的に動きが鈍く28−33で敗戦。
明日、もう一度対戦できるので集中力を高め、試合に臨みたい。

<個人得点>
東長濱秀作5点, 豊田・門山:4点, 岸川・富田:3点,
小澤・野村:2点, 地引・高智・武田・森・村上:1点



◆1/19(木) 場所:カタール

   日本代表   32 (17-14, 15-17) 31  カタール

<戦評>
カタール代表とのトレーニングマッチ。
アジア選手権前に中東勢との貴重な試合。
立ち上がり、ディフェンスの足が動かずポスト・ミドルと連続得点を許す。日本は東長濱秀作、小澤らが得点するが、9分まで3−7とリードされてしまう。
しかし、GK甲斐のセーブから小澤が速攻が決め、富田らのゴールで7−8と1点差に。15分過ぎ、豊田の7mスロー、岸川・藤田の連続速攻で11−11の同点に追いつく。その後、GK篠内の連続セーブから流れをつかむと末松・村上・豊田・高智と4連続得点などで前半を17−14で折り返す。
後半、末松・武田・富田らの得点でリードをキープする。10分過ぎ、ミスからの失点が続き23−22と1点差に詰め寄られる。その後、GK甲斐のセーブで何度かピンチを凌ぐが18分、26−27と逆転されてしまう。残り5分を切り、28−30と2点差。勝利への執念を見せる日本はここから東長濱秀作・小澤・岸川らの4連続得点で32−30と再び逆転。試合終了間際に1点返されるが32−31でカタールに勝利。
明日はバーレーンに移動し、バーレーン代表とトレーニングマッチを行う。

<個人得点>
小澤・東長濱秀作:5点,高智・岸川・富田:3点,
末松・豊田・村上・東長濱秀希:2点,武田・藤田・森・野村・門山:1点

  


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