1st Japan-Korea Men's National Team Home & Away Matches

2008年5月9日(金) スカイホール豊田 観客:2,256名

日本 23 (11-12, 12-13) 25 韓国

戦評
 5月30日に開幕する北京オリンピック世界最終予選に向けての壮行試合は、日本のスローオフで始まった。5月3日韓国アウェイでは惜しくも1点差で敗れたが、ホーム豊田では予想を上回るサポーターの前で最終予選に向けて弾みをつけたい。高いDFに対しなかなかシュートまで行けない日本は、開始1分40秒で岸川のバックシュートで先制するが、その後韓国のプレスに力のないシュートが続き、10分まで2点目が入らない。一方韓国は3:2:1DFの日本に対し、スクリーン、クロスを有効に使い得点を重ね、15分には9−3と一方的に試合を進める。しかし、10分過ぎから東、古家を投入した日本に徐々にリズムが生まれ、15分過ぎには古家、宮崎のバックシュート、ブレイクスルーなどで3連取を3回重ね、11−12と1点差まで追い上げ前半を終了した。
 後半立ち上がり高智が退場したが、東のサイドシュートで同点に追いついた。しかし、失点後のクイックスタートのミスが重なり、10分過ぎには14−19と差を広げられる。その後日本は、必死のDF,GKの好セーブで1点差に迫り、逆転したいところだが、勝負所で韓国左腕ジョン・スヨンのバックシュート、ポスト、速攻と得点され追いつけない。残り2分を切った場面で韓国に退場が出たが、チャンスにシュートミスが出て、結局23−25で敗れた。最終予選に向け、プレーの精度、シュートを含めたセットオフェンスの得点力など課題が残った試合であった。残り3週間しっかり修正して、最高のゲームで選手、サポーターの夢を叶えて欲しいと思う。

4点=宮崎、末松、3点=富田、古家、2点=豊田、東、東長濱、1点=岸川、野村、高智

ご意見・ご感想は、E-mail: webmaster@jhl.handball.jp まで。

[ ホームページ ] へ戻る。