≪ 第11回男子ジュニアアジア選手権(2009WC予選) 試合結果 ≫

 

7/25(金)   7/26(土) 7/27(日) 7/29(火) 7/30(水)
 
8/1(金) 8/2(土) 8/3(日) 8/4(月)   8/5(火)


    <星取表>  予選ラウンド ,  本選ラウンド



◆8/5(火)

 ≪3位決定戦≫

カタール 42 (21-17, 21-21) 38 韓 国


 ≪決勝戦≫

クウェート 31 (17-17, 14-13) 30 イラン





◆8/4(月)

 ≪順位決定戦 11-12位≫

チャイニーズホンコン 33 (16-15, 17-14) 29 インド


 ≪順位決定戦 9-10位≫

中 国 33 (15-15, 18-14) 29 UAE


 ≪順位決定戦 7-8位≫

バーレーン 34 (15-14, 19-17) 31 日 本
(Uグループ4位) (Tグループ4位)
【戦評】 日本、8位で大会終了
 前半、日本ボールでスタート。バーレーンの変則5−1DFに対し左45°笠原のミドルシュートで得点。日本は5−1DFで守るがバーレーン両サイドに得点を許す。日本は攻撃でのミスが多くなかなかリズムを掴めない。また、DFで退場者が出ている間にバーレーンに得点され3点差に。10分過ぎGK久保のセーブから小室の速攻、信太のミドルシュートで連続得点。13分には時村の7mスローで6対6の同点に。15分過ぎには成田のカットイン、植垣の速攻で
8対6と逆転するが再びOFでミスが連続して発生し、バーレーンに速攻を許し逆転される。その後も両チームともにOFでのミスが多く得点が止まる。前半終了間際に信太のミドルシュート、光武の速攻で得点するも、14対15の1点差負けで折り返す。
 後半立ち上がり、小室の速攻で得点するも、今元の退場中にバーレーンの連続得点を許し2点差に。その後、時村のポスト、今元の速攻で同点に追いつき、GK玉城のセーブから植垣の速攻で再逆転。しかしまた日本に連続してミスが発生。バーレーンに退場者が出るも、相手が5人の際にノーマークシュートをミス。その間にDFでマークミスが発生し人数が少ないバーレーンに連続得点を許す。後半12分に24対18と6点差に。その後も無理な体勢からシュートを撃たされ、バーレーンに速攻を許す。18分過ぎに光武、成田、信太と3連続で得点するも要所でOFミスが発生し点差が縮まらない。その後日本も得点はするが時間がなく31対34の3点差で終了。
この試合、攻撃時のミスが多く、勝てる試合を自分たちで逃してしまった。


【得点者】
時村6,今元5,信太・植垣4,小室・成田3,光武・笠原・坂2

 

 ≪順位決定戦 5-6位≫

ヨルダン 31 (14-13, 17-16) 29 サウジアラビア
(Tグループ3位) (Uグループ3位)





◆8/3(日)

 ≪準決勝≫

クウェート 36 (20-13, 16-16) 29 カタール
(Tグループ1位) (Uグループ2位)
  
イラン   36 (18-12, 18-16) 28 韓 国
(Tグループ2位) (Uグループ1位)




◆8/2(土)

 ≪順位決定戦≫

UAE   38 (19-10, 19- 9) 19   インド
(Aグループ3位) (Cグループ3位)
 
中 国   33 (18-13, 15-10) 23 チャイニーズホンコン
(Bグループ3位) (Dグループ3位)




◆8/1(金)

 ≪本選ラウンド I グループ≫

クウェート 33 (20-13, 13-18) 31 イラン
(3勝) (2勝1敗)
  
ヨルダン   33(15-11, 18-19) 30 日 本
(1勝2敗) (3敗)
【戦評】 「ヨルダンに敗れ、7-8位決定戦へ」
 前半、ヨルダンボールでスタート。日本はヨルダンの右45度のロングシュート、センターの1対1を警戒し、5-1ディフェンスでスタートする。しかしイラン戦に続き立ち上がりオフェンスでミス、シュートミスの連続で得点ができず、逆にヨルダンに速攻、カットインを許し0-4となる。ようやく8分過ぎに信太のミドルシュートが決まる。その後、時村のミドルシュートで攻撃にリズムができてきた所で、日本はディフェンス今元の2分間退場となり、その間に相手のミドルシュート、速攻で連続失点。25分過ぎに代わって入った笠原のミドルシュート、信太のカットイン、山下のサイドシュート、時村のロングシュートと得点は取るものの、ディフェンスで粘り強く守ることができないまま得点を許し、前半11-15と4点差で折り返す。
 後半オフェンスでのリズムを変化させるため、センターで東江を投入。東江の投入により攻撃にリズムができ、東江からのパスをサイド山口がポストで受け得点。東江のミドルシュート、山下のサイドシュートと攻撃にリズムができてきた。しかしディフェンスで接触してからの守りがもろく、力強く粘りあるヨルダンの攻めを止められず得点を許し、なかなか点差が縮まらないまま後半13分、19-23の4点差。20分過ぎにヨルダンの7mスローをGK玉城が止め、東江の速攻、信太のカットインなどで24分、26-27の1点差に。しかしその後ディフェンスで退場者が出たところでヨルダンに連続得点を許し、最後まマンツーマンディフェンスをしたものの、30-33で敗退した。

【得点者】
時村10,山下・信太5,東江4、光武2、
仁平・笠原・山口・小川1

 

 ≪本選ラウンド U グループ≫

サウジアラビア   27 (16-11, 11-15) 26   韓 国
(1勝1分1敗) (2勝1敗)
 
カタール   38 (17-14, 21-15) 29 バーレーン
(1勝1分1敗) (1勝2敗)





◆7/30(水)

 ≪本選ラウンド I グループ≫

クウェート 32 (17-14, 15-14) 28   ヨルダン
(2勝) (2敗)
 
イラン   41(20-12, 21-19) 31 日 本
(2勝) (2敗)
【戦評】 「セカンドリーグ2連敗、ファイナル進出を逃す」
 前半立ち上がり、イランボールで、日本は6-0ディフェンスでスタート。先制点を取られるが、日本も仁平のミドルシュートで得点。イランは今大会1番大きいチームでバックプレーヤーにいいシューターが揃っているため、日本は6-0ディフェンスではあるが、積極的に前に出るディフェンスで臨む。相手の攻撃を守るが、日本も攻撃でミスがあり、なかなか加点することができないまま10分、2-4となる。その後も攻撃でのイージーミスによりイランに速攻、ロングシュートと連続で決められ点差が広がる。日本はオフェンスで笠原を投入、笠原の2連続得点、光武のサイドシュートと連続得点を挙げディフェンスも4-2ディフェンスに変更しリズムを変える。しかしオフェンスでのイージーミスの連発でイランに速攻、セットでサイドによる得点で前半12-20で折り返す。
 後半、日本は5-1ディフェンスから積極的に速攻を狙うも、イージーなキャッチミス、パスミスとノーマークシュートミスで得点ができないまま、イランに得点を許し9分には15-25の10点差となる。その後も流れは変わらず31-41の10点差で敗退した。この試合でテクニカルミス、シュートミスが目立ち、課題の多く残った試合であった。

【得点者】
時村7,信太5,小室・光武4、笠原3,仁平・坂・山下2
植垣・小川1

 

 ≪本選ラウンド U グループ≫

韓 国   40 (21-12, 19-21) 33   カタール
(2勝) (1分1敗)
 
バーレーン   32 (15-13, 17-16) 29 サウジアラビア
(1勝1敗) (1分1敗)




◆7/29(火)

 ≪本選ラウンド I グループ≫

イラン   38 (20-14, 18-13) 27   ヨルダン
(1勝) (1敗)
 
クウェート   41(17-15, 24-16) 31 日 本
(1勝) (1敗)
【戦評】 「強敵クウェート戦」
日本は今大会初の4−2ディフェンスで、クウェートのオフェンスのリズムを崩すディフェンスシステムで挑んだ。立ち上がり、クウェートの攻撃を狙い通り不利な位置から単発シュートを打たせるが、日本も速攻のシュートミスなどもあり前半6分で1−2のロースコアで試合が進む。日本は信太のロング・ミドルシュート、時村のステップシュートなどで9分に4−4の同点に。その後、日本は信太の連続ミドルシュート、光武の速攻で逆転するも、要所の攻撃でミスし、16分9−9の同点になる。完全に的を絞ったディフェンスとGK玉城のファインセーブで試合は一進一退の展開となるが、前半25分過ぎ、ディフェンスの今元の退場でクウェートに連続得点を許し、前半は15−17と2点差で折り返す。
後半立ち上がり、日本のシュートミスによりクウェートに3連続得点を許す。5分、坂のポストシュートで18−22、9分過ぎ、坂の退場の間に2連続得点され、10分20−26と徐々にクウェートペースになる。また信太が負傷退場しオフェンスでの攻撃のリズムを失いクウェートに連続得点を許す。その後も日本はパスキャッチのミスが続き、クウェートに勢いを与え23分には26−35と9点差となる。その後クウェートディフェンスが5人となり得点は取るが日本もディフェンスでマークミス等もあり、得点を許し結果31−41で敗れた。オフェンスでのテクニカルミス、シュートミスが敗戦の原因であった。

【得点者】
信太11、時村5,光武4、山下・今元・成田3、仁平2


 

 ≪本選ラウンド U グループ≫

韓 国   31 (19-18, 12-12) 30   バーレーン
(1勝) (1敗)
 
サウジアラビア   26 (11-12, 15-14) 26 カタール
(1分) (1分)





◆7/27(日)

 ≪Aグループ≫

UAE   37 (16-13, 21-14) 27   イラク
(1勝2敗) (3敗)
  
韓 国   46 (25-16, 21-18) 34 日 本
(3勝) (2勝1敗)
【戦評】 「韓国に破れ、Aグループ2位で本戦ラウンド進出」
Aグループ最終ライバル韓国戦。日本は韓国選手の個人技を警戒し、6−0ディフェンスでスタートするも、開始1分、韓国13番に1対1のカットインで先制点を許す。韓国の3−3ディフェンスで高い位置からプレスしてくるディフェンスに対し、日本はテクニカルミスの連続で韓国に速攻で3連取と立ち上がり韓国ペースで試合が進む。日本もGK久保のセーブ、韓国のテクニカルミスの間に小室・植垣・信太の連続速攻で得点するも、韓国ディフェンスを攻めきれず12分5−9と韓国4点リードと厳しい展開に。日本は変則の5−1ディフェンスで韓国に対応する間に攻撃で仁平の3連続ゴールで追い上げるも、韓国ディフェンス5人の際にテクニカルミスの連続で逆に韓国に3連取を許し25分15−22と7点差に広がる。前半16−25で折り返すも、韓国25点のうち17点が日本のミスからの速攻による得点である。
後半も日本はオフェンスの修正ができず、前半同様韓国の流れで開始6分には17−30と点差を広げられ、韓国に余裕を与える展開に。その後日本も光武、時村、小川と速攻、ミドル、ポストシュートと加点するも、20分27−39と点差は縮まらない。点差を縮めることができないまま試合が終了し、34−46で敗退した。試合内容として韓国3−3−ディフェンスを攻めあぐね、テクニカルミス、シュートミスによる韓国速攻で実に韓国得点の6割を許す結果となった。

【得点者】
信太・光武7,仁平・時村5,小室・植垣4・今元・小川1

≪Bグループ≫

イラン   42 (21-11, 21-15) 26   中 国
(2勝) (2敗)

 ≪Cグループ≫

サウジアラビア   30 (14-12, 16-15) 27   ヨルダン
(2勝) (1勝1敗)

 ≪Dグループ≫

クウェート 37 (17-11, 20-18) 29 カタール
(2勝) (1勝1敗)



◆7/26(土)

 ≪Aグループ≫

韓 国 35 (21-12, 14-17) 29 イラク
(2勝) (2敗)
 
日 本   36 (16-15, 20-18) 32 UAE
(2勝) (2敗)
【戦評】 「UAEに勝ち2連勝」
 前半、日本ボールでゲーム開始。UAE6−0の低いディフェンスに対し、日本は小室のミドルシュートのリバウンドをポスト今元が決め先制する。UAEもポストシュートを決め応戦するも、GK久保を中心にディフェンスを堅め、笠原のカットイン、小室の速攻で立ち上がり日本ペースで試合が進む。しかし日本もその後、テクニカルミス・シュートミスが続き得点が取れない。その間、UAEの11番の体格を活かしたプレー(ロングシュート)を中心に得点を重ねられ、10分には6対6と同点になる。日本はディフェンスを5−1に変え、相手オフェンスに対応していくが、攻撃でのミスによる相手の速攻でなかなか点差をつけることができず、前半を16対15の1点差で終えた。
 後半は小室のミドルシュート、信太のカットイン、山口のサイドシュートと得点はとれるものの、ディフェンスでの粘りがなく、ルーズボールこぼれ球などによる相手の得点も許し、なかなか点差がつかない。15分過ぎ、UAE退場の隙に時村のカットイン、小室のミドルシュートで4点差とするが、UAE11番にミドル、カットインの連続得点を許し、一進一退の攻防が続く。20分過ぎ、光武のサイドシュート、時村のカットインで得点し再び4点差とし、最後はUAEに得点を許すも仁平の3連続カットインによる得点でUAEに1度もリードを許さず勝利した。全体的にGK久保がファインセーブを連発し、勝利に導く活躍を見せた。
【得点者】
信太9,小室7,時村4,光武・仁平・笠原・山口3,植垣2,坂・今元1

 ≪Bグループ≫

イラン 31 (16-14, 15-14) 28 バーレーン
(1勝) (1勝1敗)

 ≪Cグループ≫

ヨルダン 45 (20-12, 25-18) 30 インド
(1勝) (2敗)

 ≪Dグループ≫

カタール 38 (22- 6, 16-11) 17 チャイニーズホンコン
(1勝) (2敗)




◆7/25(金)

 ≪Aグループ≫

韓 国 31 (12-15, 19-13) 28 UAE
(1勝) (1敗)
  
日 本   33 (15-15, 18-17) 32 イラク
(1勝) (1敗)
【戦評】 「苦しんで我慢しての勝利」
 アジアジュニア選手権初戦のイラク戦、日本の6−0DFでスタート。前半立ち上がりイラク右サイドに得点を許すも、笠原のロング、光武の速攻、信太の7mと3連続得点で主導権を握る。イラクの攻撃も中央で出来た日本DFのズレを利用し両サイドの得点で10分に6対6とされる。その後、日本のテクニカルミス、DFで今元の退場によりイラクに逆転されるも、イラクの速攻をGK玉城のファインセーブで決定打を与えず、一進一退の攻防が展開し前半15対15の同点で終了。
 後半立ち上がり日本DF5人での苦しい展開が続くも、DFで粘りを見せ、後半15分過ぎには、小室の速攻、仁平、信太のミドルシュートが決まり6点差とする。その後、7点、8点差とする場面でシュートミス、7mミスと続き、逆にイラクに勢いを与え、残り2分に32対32の同点に追いつかれる。勢いに乗るイラクではあったが、日本は信太の個人技による得点を守りきり、33対32で初戦勝利を掴んだ。

【得点者】
信太8,小室7,光武6,仁平5,小川3,笠原2,
時村・山下1

 ≪Bグループ≫

バーレーン 41 (21-12, 20-18) 30 中 国
(1勝) (1敗)

 ≪Cグループ≫

サウジアラビア 42 (20-13, 22-18) 31 インド
(1勝) (1敗)

 ≪Dグループ≫

クウェート 40 (19- 3, 21- 6) 9 チャイニーズホンコン
(1勝) (1敗)

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