【大会第5日目 12月21日(日)】
<男子決勝(東区SC)15:00)> 湧永製薬 29 - 24 ホンダ
試合開始34秒にホンダのクリチェンコがペナルティーを決め、試合は動き出した。湧永もすかさず東の
小気味よいステップシュートで追いつき、その後湧永は固いディフェンスから速攻で次々と得点し、
湧永優位に試合は進んだ。ホンダもクリチェンコを軸に反撃するがシュートミスが多く、前半は16-13の
湧永3点リードで折り返した。後半も湧永はキーパー坪根がホンダの強烈なシュートを次々と弾き返して
リードを守り、13年ぶりの優勝を遂げた。
【大会第4日目 12月20日(土)】
<男子準決勝(東区SC)15:10)> ホンダ 28 - 20 大崎電気
立ち上がりは両チームとも一進一退の展開。11分すぎ相手の反則によるペナルティーから、3連続得点で
ホンダが主導権を奪う。大崎も岩本のロングシュートなどで得点するが、その後ホンダの固い守りに
攻撃のリズムがつかめず、逆にミスから速攻を許し、前半を7点差とされる。後半に入り両チームとも
速攻のチャンスで、相手GKの好セーブに得点を伸ばせない。中盤、ホンダはパスカットから得点するも、
大崎の加藤、太田らに得点される。ホンダが前半のリードを守り、勝利した。
<男子準決勝(東区SC)17:10)> 湧永製薬 26 - 17 大同特殊鋼
湧永製薬は前半2分、10番ブルーノの7mスローで先取点をあげると、その後も着実に得点を重ね、
試合の主導権を握る。大同特殊鋼は前半14分すぎ、8番藤井のポストシュートが決まり3点差とするが、
湧永製薬の固いディフェンスに攻撃のリズムがつかめないまま試合が進む。湧永製薬は中盤以後も
攻撃の手をゆるめず、13-6とリードを広げて前半を終了する。後半、大同特殊鋼も必死に反撃するものの、
湧永製薬は前半のリードを守り、26-17で快勝する。
<女子決勝(東区SC)13:00)> 広島メイプルレッズ 27 - 16 シャトレーゼ
立ち上がりからエンジン全開のメイプルレッズ。開始直後に4点連取して押し気味に試合を進める。
なかなか攻め切れないシャトレーゼ。何とか反撃を試みるが、15分に7-3と開いた点差は縮まらないまま
試合は進む。メイプルGK浅井の美技もあり、13-8で前半が終了する。後半に入ってもメイプルレッズ
優位は変わらず、得点を重ね、15分に19-12と点差は開いていく。シャトレーゼは7番稲吉の6点を取る
活躍を生かせず、27-16で試合が終了。メイプルレッズは5連覇を達成した。
【大会第3日目 12月19日(金)】
<女子準決勝(東区SC16:00)> シャトレーゼ 28 - 18 北國銀行
開始早々北國のカットインとポストが鮮やかに決まり2対0と先行した。しかしシャトレーゼは北國の退場を
きっかけに着実に加点し、前半7分には逆転した。その後もシャトレーゼはアグレッシブなディフェンスから
相手のミスを誘い速攻で点差を広げていき前半は16対8で折り返した。後半もシャトレーゼは息のあった
プレーでリードを守り決勝へ駒を進めた。
<女子準決勝(東区SC18:00)> 広島メイプルレッズ 28 - 27 オムロン
序盤から激しい攻防を繰り広げる両チーム、メイプルは安定した速攻、ミドル、ポストと得点を重ねる。
一方オムロンはメイプル10番呉をマンツーマンディフェンスするもメイプルのディフェンスを攻め倦み
得点がのびない。しかしここからオムロンがプレスディフェンスから流れをつかみ、8-4の4点ビハインドを
追いつき、前半を10-10の同点で折り返した。後半に入っても、オムロンの勢いはおとろえず、10分過ぎには
3点のリード。メイプルもディフェンスを立て直し15分に同点、以後白熱した一進一退の攻防が続き、22-22
で延長に入る。延長に入っても、逃げるオムロンに追うメイプルの展開。しかし地力に勝るメイプルが延長
後半出だしで3連取、オムロンも粘りをみせ1点差までつめよったが、28-27でメイプルが勝利を収めた。