立ち上がり双方セットプレーからお互いに得点。韓国は20番白、日本代表αは3番田場が着実に加点。韓国は速いボール回しと高い打点からのシュートが冴える。対する日本代表αは相手のボール回しをカットした速攻やポストシュートなどで13分までは一進一退。しかし20分過ぎから動きに勝る韓国がじわじわと引き離し4点差で前半終了。後半も韓国の勢いは止まらず、白を中心に7m、キーパーの好守からの速攻など多彩な攻めで日本を引き離す。一時は10点差となるも日本は速いボール回しからほんの少しの守備の乱れを衝き反撃する。しかし取れば取り返され韓国優勢のまま終わる。
日本代表βチームのディフェンス力が光った。サウジアラビアチームは日本代表βチームの動きの速いディフェンスに翻弄され最後までリズムを作れなかった。
オーストラリアが先制、リードから警告・退場が続き中国はサイドシュートなどで逆転し、このままムードで乗り切るかと思われたが、オーストラリアもじわじわ追い上げ再逆転。しかし残り4分で5連続得点を許し4点差にされる。後半当初は一進一退の展開であったがオーストラリアの雑なプレーにも助けられ中国が徐々に加点しゲームセット。
スピードに勝る韓国が日本代表βのミスに乗じて着実に加点。日本代表βはGK吉田の再三のナイスセーブでピンチを防ぎ、前半20分までは8番角谷のミドルなどで応戦し、イーブンの展開。しかし、前半終了直前に韓国が連続得点し15−8で折り返した。後半開始韓国ディフェンスラインを引いたところを日本代表βは野村のミドルシュートで追い上げ、GK日原も攻守で日本ペースとしたが、退場者が相次ぎ守勢を免れずジリジリと離されてしまった。日本代表βの善戦ではあったが、韓国が終始リードしゲームをものにした。
日本代表αの足を使った積極的なディフェンスで中国の攻撃をかわし、GK坪根の7mスロー連続セープや田場、中山の活躍でぜんはん12−6とする。後半に入っても日本代表αペースでゲームは進行し、宮崎のだめ押し的シャープなシュートが3連続あり、日本代表αが勝利を収めた。
前半17分過ぎより両GKの好セーブもあったが、両チームで3得点と決め手を欠くプレーが続き8−6とサウジアラビアリードで折り返す。後半オーストラリアの荒いディフェンスで3人の退場から3得点されサウジアラビアのペースかと思えたが、じわじわと挽回し21分には同点とした。しかし、ここからオーストラリアは2人の退場者を出し、好調7番のサイドシュートが決まりサウジアラビアが逃げ切った。
前半立ち上がりサウジアラビアのサイドシュートで先取点を許すも、韓国は早い当たりでサウジアラビアの攻撃を止め10分で8−2とリードする。試合はこのまま一方的なペースで進かと思われたが、サウジアラビアも粘りを見せGKの好キープもあり3点差まで詰め寄り13−10の韓国リードで折り返す。後半に入っても一進一退の攻防を繰り返すが、個人技に勝る韓国が多彩なコンピプレーで徐々に得点差を広げ、20分には10点差をつける。その後も韓国は足の止まったサウジアラビアに対し速攻やコンビネーションプレーで攻撃の手を緩めず30−15のダブルスコアで勝利を得た。
前半互角の立ち上がりでゲームは進が、日本代表αはオーストラリアの激しいディフェンスに対して、14番田中のサイドシュートがよく決まり確実に得点を重ねた。一方オーストラリアは大切なところでのキャッチミスやシュートミスで得点チャンスを逃し、7番ミランの活躍もあったが7点を返すに止まった。後半はオーストラリアのディフェンスが良くなり、速攻で反撃を始め2点差まで詰め寄った。そこで日本代表αは作戦タイムで温存していた田中を投入して辛くも3点差で逃げ切った。
前半日本代表βは中国の高いディフェンスに対し巧みなボール回しと素早いステップからのミドルシュートが決まり恒にリードして試合を進める。一方中国は日本のGK16吉田を中心とした堅い守りを攻めあぐねたが、15分過ぎよりロングシュートが決まりだし25分過ぎついに逆転に成功する。このまま中国リードで前半を終了するかに見えたが、終了間際に相手ミスからの速攻を決めて同点に追いつく。同点で迎えた後半日本代表βはミドルシュートが冴え10分間で4点をリードする。しかし、日本代表βは不正交代の退場から攻撃のリズムを崩し、中国の速攻が連続し20分ついに逆転を許す。その後終始中国がリードするが、日本代表βも残り5分驚異的な粘りを見せ終了2秒前日本代表βが追いつき同点で終了した。
立ち上がりより5点連取した韓国は中盤こそ2点差まで詰め寄られたが、足を使った守りから中国のミスを誘い、カット・速攻で加点し19−9で前半を終了。後半に入っても韓国はスピードある攻守で着実に加点し勝利を収める。
立ち上がり双方ともサイドシュートでの得点が続く。日本代表βは速攻からのポストシュート、下川の再三のサイドシュート、そして吉田のナイスキープで着実に加点。一方、オーストラリアは徹底してポストにボールを集めて追いすがる。厳しい接触プレーの連続で負傷退場者も出し双方イエロー3枚で前半を終了。後半は、角谷から中川への鮮やかなスカイプレーで始まる。オーストラリアは速いボール回しによって中央からのロングシュートを再三放つ。しかし6−7点の差は縮まらず次第にボールキープ力が低下、カットされたボールを日本代表βに得点され10点差で終了。
前半10分過ぎ日本代表αは田中の速攻、サイドなど3点を含め6点、サウジアラビア3番トゥルキのステップなどで3点と日本優位に進めるが、7m2本を含めノーマークシュートをサウジアラビアGKにキープされ、8−5で折り返す。後半になっても日本代表αは7m4本をキープされるが、28分に小口のポストシュートで13−10として勝利した。
立ち上がりより中国が3点先取し、サウジアラビアに硬さが見られたが、サイドシュートの得点より一進一退のゲームになり15−11で前半終了。後半中国のロングシュート、サウジアラビアのポストシュートなどでゲームは進行し、残り3分3点差からサウジアラビアがサイドシュートするがGKにセーブされ逆速攻で中国に得点され、逆転ならず中国が勝利。
スピーディなゲーム展開で一進一退の攻防のなか、20分過ぎまでβは9番野村のミドルなどで優位な展開をする。26分からαはβに退場者が連続した間に9番小沢の7mスローで確実に攻め逆転に成功。前半はαが2点リードで終了。後半15分過ぎまでαは再三のチャンスを得るが、β16番GK吉田の好セーブに阻まれ、2点差まで詰め寄られる。αは23分山口が退場、さらに2分加藤が不正入場、この間にβは野村、古家で1点差までに詰め寄る。
韓国は早いボール回しからサイドシュートで得点を重ね7分で5−1となるが、オーストラリアもポストシュートで対抗、韓国白選手の退場もあり、13分に6−6の同点まで盛り返す。その後オーストラリアは4人が退場になり、前半を16−10で終わる。後半も韓国は堅い守りから多彩な攻撃で加点し勝利した。